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霊界寺子屋 第十章 憑依と病
やがて、年が変わった早々、彼女から電話がかかってきた。彼に奇跡が起きた。と。
話を要約すると次のような事が起きたのです。
医学的に詳しい事は良く解りませんが、元気なうちに彼の骨髄を採っておいて、一旦白血球
だったか、ある血液成分を全部体内から排除して採取しておいた骨髄を移植し、白血球を正常
にする事らしいのですが、それが昨年末まで予定の日数をかなり経過しているにもかかわらず
定着しなかったそうです。
その数値が良いほうに上がりだしたそうで、担当医が不思議がっている。
昨年末に書いた報恩謝徳の添え護摩のおかげと涙ぐんでいる彼女でした。
でなければ、正月早々お葬式を出す羽目との事でした。しかし、戦いは壮絶な様子を見せていました。
せっかく創られた白血球が人口心肺で何割か壊されてゆくそうです。
昨年の内に定着していれば、まだ体力もあったのに、今度は体力との戦いとなりました。
一進一退の状態で月日が流れました。
残念な事にとうとう精魂が尽きました。哀悼 追癪、いずれの言葉もありません。
家族との三次元の絆が断たれたことに、お悔やみを申し上げる適切な言葉が思い浮かびません。
彼はいま、仏様の御許でにこやかにしております