11/03/31 13:15:56.51
>>793
>伊勢の外宮の側(というか境内の一部か?)に鎮座する豊川茜稲荷神社が気になる。
豊川茜社は外宮の境内ではないよ。独立した神社。
ただし式年遷宮の資材の余りを払い下げてもらって、ここも式年遷宮してるらしい。
ここは「豊川町」にあるが、これは明治になってからの地名なので「豊川」は地元の地名由来ではない(茜が地名)。
なのに江戸時代から既に稲荷は豊川明神と呼ばれている。現祭神のウカノミタマ神はもちろん明治になってから。
この神社の「豊川」が豊川稲荷と関係するとしたら、それは恐らくは九鬼嘉隆つながりではないか?
九鬼嘉隆は信長・秀吉などとは違ってガチの豊川信者だった。
近畿の海上の守護神は四国の金比羅権現だが、敵・毛利水軍の管轄下のため
九鬼水軍としては、本拠地・志摩から(海上では)目と鼻の先の豊川稲荷を守護神にした。
この嘉隆が志摩の居城からわずかの距離にある伊勢・茜の地に、豊川稲荷の祠とかを建てたとしてもおかしくはない。
しかし三代目の時に九鬼氏は志摩から国替えとなり、茜の豊川稲荷の祭祀は途絶え、
地元民が豊川明神と呼ぶ稲荷(元は岩窟だったらしい)だけが残された・・・ってシナリオを考えている。