11/05/06 21:50:55.28
駄洒落ではなく古代には性と聖が密接な関係にあった。
例えば当時の神社や寺は人の集落のはずれにあり、
近くには被差別民の集落や処刑場、花街などがあった。
なぜ神聖であるはずの寺社の近くにそんなものが栄えたのだろうか?
実は当時は
神や仏の住まう場所は「貴」の世界も、被差別民の集約や処刑場などの「賤」の世界も
ともに非日常の世界であると考えられ
対極の関係ではあるものの非常に近いと考えられていた。
現代人には理解し難いかもしれないがかつては、貴賤は双子の兄弟のようなものだったのだ。
その一例としては天皇の儀礼服と被差別民のきている服はどちらも色が似ているし、
天皇の葬儀の際に遺体を運ぶのは特別な被差別民の仕事だった。