10/10/17 13:32:02
時々見かけるコピペですが、要するにこういうことでしょう。
【古事記と日本書紀の隠された目的】
ところで、両書の前半部分では、神々が活躍する日本神話が詳しく語られる。
これ自体は全てが朝廷の創作というわけはなく、多くは古来からの伝承を収集して収録したものだと考えられる。
また、興味深いことに、日本神話は東南アジアの神話を骨格とし、中国、朝鮮、南太平洋、なんとギリシャ神話の影響も
見られるという。
両書では、そんな数々の神話が無理なく天皇家へつながるよう改ざんされている。
つまり、これによって、天皇家は神聖性を帯び、国民支配の正統性が主張できるのである。天武天皇の史書編纂の
狙いは、まさにここにあったと言える。
「スーパービジュアル版 早わかり日本史(日本実業出版社)」 河合敦 編