11/10/17 20:13:23.69
知事導入の事業も見直し
URLリンク(www.nhk.or.jp)
2日間にわたって行われた今年度の県の事業仕分けが終わりました。今回、対象となった事業のうち、「富
士山の日」の事業費など、川勝知事の肝いりで導入された10の事業はすべて「見直すべき」と判定され、
知事にとって厳しい結果になりました。
今回で3回目となる県の事業仕分けは30の事業について外部の有識者の委員と県の担当者が議論し、
抽選で選ばれた県民が必要な事業かどうか判定しました。
川勝知事が就任後自ら導入した10の事業が対象となり、このうち静岡空港の利便性向上のために県が
毎年およそ1億円をかけて4つの路線を運行しているバスは、乗客が1便あたり2.5人にとどまることか
ら「最寄りの島田駅や、利用者が多い静岡駅などに路線を絞り込むべき」という意見が委員から相次ぎ、
一部見直しの判定を受けました。
また2月23日の「富士山の日」を中心に、富士山に親しんでもらう催しや短歌の募集などをする事業は「国
がやるべき」とか「民間でもできる」といった意見が出され、同じく一部見直すべきという結論になりました。
こうした結果、今回の仕分けの対象となった川勝知事肝いりの事業のうち4つが抜本的な見直し、残りの6つ
も一部見直しとされ、10の事業すべてが見直すべきという判定となり知事にとって厳しい結果となりました。
仕分けの判定にあたった35歳の会社員の男性は「民間なら当然設定する事業の数値目標が県の説明では
分からなかった。富士山の日などを見直して予算を介護に回すべきだ」と話していました。
県では今回の判定結果を来年度予算の編成に反映させていくとしています。