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許可なく持ち出すことが禁じられている税務調査書類を持ち帰り、酒を飲んで
紛失したとして、大阪国税局は26日、大阪市内の税務署に勤務する
男性上席国税調査官(41)を減給3か月(10分の2)の懲戒処分にした。
発表によると、職員は9月17日、3件分の個人情報などが含まれた書類を
カバンに入れて持ち出し、午後7時頃から、同僚数人と居酒屋やカラオケボックスで
飲酒。翌18日午前4時頃、大阪市都島区のJR京橋駅付近の路上で目覚めたとき、
カバンがなかったという。
上司らが同日、カバンと書類が川に浮いているのを見つけた。上席調査官は
「自宅で調査内容を検討したかった。これまでにも数回持ち帰った」と説明
しているという。
(2010年11月26日19時08分 読売新聞)
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