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建物の環境性能建築主が「評価」、新制度を運用 千葉・柏
2011.1.28 22:46
千葉県柏市は今月から、市の地球温暖化対策条例に基づき、「柏市建築物環境配慮制度」の運
用を始めた。建築物を新築する建築主が自らその環境性能評価を行い、その内容を市が公表する
ことで、環境に配慮した建築物の普及、促進を図るのが狙い。同市によると、こうした制度は全国
的にも先進的なもので、中核市レベルでは初めてという。
集合住宅やオフィスなど延べ床面積が2000平方メートル以上の建物の建築主は、市が構築し
た環境評価ツール「CASBEE柏(キャスビー柏)」をもとに、建物の環境性能評価を自らが行い、
市への提出が義務づけられる。市は評価内容を確認し、評価結果をホームページなどで公表す
る。戸建て住宅を含む2000平方メートル未満の建築物についても、任意で提出することができる
という。
マンションなどの建築主は、購入者やテナント賃貸者らに、広告で評価内容をアピールするなど
のメリットがある。また、評価結果が一定基準を満たすマンションなどの購入者も、協賛金融機関と
の連携による住宅ローン金利の優遇措置が受けられる。
MSN産経ニュース
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