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職員が業者から１８０万
柏市が懲戒免職処分 契約書類作成も怠る
2010年10月08日10時02分
柏市は７日、土木部道路維持管理課副主幹（土木技師）の男性職員（５７）が、工事発注
先の市内土木工事業者５社に借金を申し出て計１８０万円を受けたとして、懲戒免職処分に
した。市は男性職員が金を受けた見返りに便宜を図ったり、代金を着服した事実は確認して
いないとしている。
市によると、男性職員は異動前の下水道部下水道維持課で公共汚水枡（ます）設置等工事の
発注を担当。２００７年４月～０８年９月、５社に対してそれぞれ１回ずつ借金を依頼し、
２０～５０万円を受けていた。
また、男性職員が０６、０７年度に担当した工事のうち、４２件１０４カ所（計約３１７５
万円）で工事発注に必要な書類を作成しないなど業務を怠っていた事実も判明。後任の職員が
０８年度に支払い処理を行った。
今年７月、市民からの通報を受けて市が調査。市は「市民の信頼を損ねる行為で申し訳ない。
再発防止へチェック態勢の強化を行う」とした。
千葉日報
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