10/12/15 20:41:52
求人あるのに求職者少なく
「なぜ」主催の柏市困惑 就職面接会きょう開催
厳しい雇用情勢を受けて柏市が昨年から始めた「企業合同就職面接会」で、きょう１５日の第３回開催予定に求
人が１９３人分あるのに求職側の面接希望者が直前まで少人数にとどまる状況が続き、主催者の市商工振興課職員
から「なぜ求職者が集まらないのか」と困惑の声が上がっている。柏市を含む東葛北部の有効求人倍率は１０月末
現在で０・３７と厳しいため、同課は「多様な雇用形態・職種があるので、ぜひ参加してほしい」と呼び掛けてい
る。事前に電話で受け付けているが、当日参加も可能。
市は昨年、急激な景気悪化の影響で「派遣切り」「雇い止め」などが相次いだことを受けて、３月に初めて就職
面接会を開催。昨年１２月にも２度目を開くなど雇用対策を進めてきた。
今年になっても厳しい雇用情勢が続いているため、１５日に３回目となる就職面接会の開催を決定。同課職員ら
が市内企業を訪問するなどして、事務職、営業職、技術職など多様な職種で、２３社から正規１０９人・非正規８
４人の計１９３人分の求人を集めた。
求人の募集と並行し、求職側にも就職面接会の開催を積極的にＰＲ。１５日の開催を告知するチラシを１万５千
枚作成して配布するなど、ハローワークや東葛地域の高校・大学に開催を呼び掛けてきた。
ところが、今月１０日の段階で、求職側の参加申し込みは約７０人と低迷。週明けにようやく約１８０人となっ
たが、昨年１２月開催時の参加申し込み３３９人を大幅に下回っている。
問い合わせは同課、電話０４（７１６７）１１４１。
千葉日報
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