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直売所の春菊から基準値超す残留農薬、営業自粛
千葉県柏市高田の農産物直売所「かしわで」で販売された春菊から市の検査により基準値を超える残留農薬が検出さ
れ、運営会社の「アグリプラス」は11日、自主検査で新たに2束から基準値超の残留農薬が検出されたため、安全が
確認されるまで営業を自粛すると発表した。
市の検査は11月に行われ、「かしわで」に春菊を納入した生産農家には9日、市から食品衛生法に基づく回収命令
が出されている。
同社によると、新たに基準値超の残留農薬が検出された2束は市内の生産農家2軒が出荷。いずれも殺虫剤の「フェニ
トロチオン」(基準値0・2ppm)が0・44ppm、「ルフェヌロン」(同0・02ppm)が4・1ppm、「ビフ
ェントリン」(同0・01ppm)が1・4ppm、それぞれ検出された。いずれも食べ続けても健康を害することがない
量で健康被害の報告も寄せられていないといい、同社は「隣接した畑で使用した農薬が飛散した可能性が高い」とみている。
(2010年12月12日10時44分 読売新聞)
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