10/11/14 11:26:44
空き地を子どもの遊び場に
柏市、有効利用へ仲介制度
千葉県柏市は、使われていない民有地を、希望する団体に貸し出して子どもの遊び場などに活用
してもらう仲介制度を15日から始める。
財政難で新たな公園整備が難しい中、使われていない土地の有効利用を図ろうというアイデア。
緑地の保全や景観づくりのほか、住民交流の契機になってほしいと期待している。
新制度は「柏の庭」、「貸し庭」の二つの意味を込めて「カシニワ」と名付けた。市のホームペ
ージに「カシニワ情報バンク」を設け、土地を貸したい所有者側と、利用したい団体側の双方の情
報を掲示。所有者と団体側が市の仲介で貸し借りに合意すれば、利用方法などの協定を結ぶ。借り
手側には町会や子ども会、老人クラブなどを想定している。
市公園緑政課によると、近年、住民の高齢化などで管理の行き届かない空き地が増える一方で、
子どもの遊び場への市民の需要が高まっているという。市は土地管理に必要な柵の設置などの費
用の一部を助成することも検討している。問い合わせは同課(04・7167・1148)へ。
(2010年11月12日 読売新聞)
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