10/10/02 00:16:23
■欧州畜産協会の提言書 10年10月1日
原田 和明 宮崎口蹄疫騒動を検証する【第23回】
[GEN 776]世界の環境ホット!ニュース
URLリンク(www.melma.com)
農水省が国際獣疫事務局(OIE)に提出したフォローアップ レポートの作成者
は、川島俊郎・農林水産省消費・安全局動物衛生課国際衛生対策室長でした。
その川島室長宛に欧州畜産協会(ELA)は6月7日に「できるだけ家畜を殺さ
ないやり方がある」との提言書を送付しています。これに対し、農水省はどう
対応したのでしょうか?
(中略)
農水省が「自らまいた種は、自ら刈らねばならない」というわけです。そうい
う意味では農水省は責任を果たした? ただし、責めは宮崎県に、負担は宮崎
県の各農家にという極めて官僚的ご都合主義の割り振り方ではありますが。と
にかく、農水省にとって、この時点で全頭殺処分以外の選択肢はなかったと言
えるでしょう。そんなときに、「できるだけ家畜を殺さないやり方がある」と
アドバイスされても、迷惑以外の何者でもなかったと思われます。