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一宮競輪54人希望退職
臨時従業員の2割 経費削減図る
一宮市は、一宮競輪の経費削減のため、臨時従業員54人の希望退職を、今月末までに実施する。離職報償費(退職金)支払いなどに充てる競輪事業特別会計の補正予算案を開会中の市議会に提出した。
希望退職は、臨時従業員272人(7月現在)の約2割に当たる。バックスタンドの特別観覧席(835席)や一部投票所は8月末で閉鎖しており、光熱費や清掃委託費の節減とともに余剰になった人員の削減で将来の経費削減を図る。
秦健二・競輪場長は「従業員組合と協議しながら、来年度も希望退職を募るほか、車券発売の自動化を拡大していきたい」と話している。
車券売り上げや入場者の減少が続いている同市の競輪事業について、外部有識者らでつくる「競輪あり方検討委員会」は今年2月、「2010年度と11年度は経費削減に努め、12年度の収支の状況を見ながら事業の存廃を検討する」とする報告書を谷一夫市長に提出している。
(2010年9月4日 読売新聞)
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