09/11/20 22:54:45
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
知事30%減給 不適正支出で職員を処分 茨城県
2009.11.20 02:52
平成14~19年度の6年間で茨城県に約2億4300万円の不適正支出があったと会計検査院が指摘していた問題で、県は19日、橋本昌知事を減給30%(1カ月)とするなど関係職員を処分することを発表した。
合わせて、不適正支出による県の損害額約5100万円について、部局長など管理監督者や退職者らに返還を求めていくという。
県人事課によると、橋本知事に加え、2人の副知事も減給15%(同)となる。また、データ処理に使用する目的でパソコン2台(計約30万円)を発注、使用せずに未開封のまま保管していた衛生研究所の男性職員(38)を減給10%(6カ月)、
退職者への餞別(せんべつ)として公費で旅行券5万円分を購入した男性職員(62)を減給10%(1カ月)とし、訓告や厳重注意を含め計283人の職員を処分した。
一方、県行政監察室によると、県の損害額約5100万円は不適正経理による物品購入分や返還にかかわる経費などで、管理監督者を中心に各5万~12万円を負担。職員672人のほか14年度以降の退職者にも2万~4万円の返還を求めていく。
県は「職員の公金意識や法令順守の希薄さが背景にあり、県民に対して大変申し訳なく思っている」と陳謝した。