11/07/02 10:29:43.27 nLin/i/i
>>707-708
>>717
昼頃、慶州北道のとある都市の市場を歩いてたら、湯気の立つ一角でお客さんが足を止める。
おばちゃんが大きな寸胴鍋をならべて、粥を売ってた。
鍋からひしゃくですくってプラスチックの丼に入れると、お客は立ったり、小さな丸椅子に座ったりして食べる。
小腹がすいてるので、つられて小豆粥を一杯注文した。
“チョヌン イルボンサラミエヨ” と言うと、おばちゃんは嬉しそうにして、なみなみとついでくれた。
両手で受け取ると、おっとと、あふれて熱い粥が手のひらにかかる。
ふうふう吹きながら食べる。抑え目の甘さがいい。
小豆だけかと思ってたら、餅がいくつも入ってる。
その日は、お腹にずっしりもたれて夕方までなにも食べられなかった。