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振り込め詐欺携帯８９４件の流出元か 新宿のコンビニ店長ら逮捕
偽の外国人登録証を使ってコンビニエンスストアでプリペイド式携帯電話を契約したとして、
京都府警捜査２課などは２９日、電子計算機使用詐欺容疑で
東京都新宿区大久保、中国籍で職業不詳の白川健（ハク・センケン）容疑者（２６）と
このコンビニの店長、岡澤匠容疑者（３７）を逮捕した。白容疑者は「知らない」と容疑を否認。
岡澤容疑者も「一緒にやったつもりはない」と容疑を否認しているという。
同課によると、このコンビニで販売された携帯電話を使った振り込め詐欺の被害が
８９４件（被害金額約１６億３２００万円）起きているといい、
同課は白容疑者が転売していた可能性もあるとみて調べている。
２人の逮捕容疑は、昨年７月８日、東京都新宿区大久保のコンビニで、偽造した外国人登録証を使い、
プリペイド式携帯電話２台を通話できる状態にして契約したとしている。
府警によると、携帯電話をコンビニで購入するには、コンビニ側が契約者の本人確認などを行い、
契約者本人が携帯電話会社に申込書や身分証明書を送る手続きが必要。
府警は、岡澤容疑者が店員に指示して、本人確認を行っていなかった可能性があるとみて調べている。
府警は同日、白容疑者と岡澤容疑者の自宅などを家宅捜索した。
MSN産経ニュース 2011.6.29 12:10
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