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偽造カードで商品詐取 容疑で６人逮捕 県警、背後関係捜査
偽造したクレジットカードを使い、家電量販店で大量の商品を詐取したとして、県警国際捜査課と浦和西署は２３日、
男６人を不正作出支払い用カード電磁的記録供用と詐欺の疑いで逮捕したと発表した。
いずれも起訴され、うち２人には有罪判決が出ているという。
男らは、２０都府県で毎月約８００万円分の商品をだまし取ったなどと供述しているといい、
県警は、被害総額は少なくとも１億円以上に上るとみて調べている。
発表などによると、逮捕されたのは、いずれも無職の川崎市中原区新丸子東、藤田勝一（４６）、
三郷市早稲田、川岸正之（４１）両被告（詐欺罪などで公判中）ら６人。
藤田被告らは２００９年１１月～１１年２月頃、埼玉、宮城、愛知など１都６県の大手家電量販店などで、
偽造したクレジットカードを使い、ノートパソコンなど計約２２０万円相当をだまし取るなどした疑い。
調べに対し、藤田被告らは「中国人に偽造カードをもらった。換金代金の２０％を報酬として受け取った」
などと供述しているといい、県警は、背後関係についても調べている。
両被告が詐取した商品を買い取るなどしたとして、県警は２３日、
東京都江東区豊洲、会社役員端木慶志容疑者（４２）を盗品等有償譲り受けと
組織犯罪処罰法違反（犯罪収益等収受）の疑いで逮捕したが、
端木容疑者は「覚えていない」などと容疑を否認しているという。
（2011年5月24日 読売新聞）
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