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西条の車椅子男性殺害：中国籍の被告が起訴内容認める－－初公判 ／愛媛
◇県内初の通訳付き
西条市で車椅子生活の三並清さん（当時６４歳）を刺殺したとして殺人罪などに問われた
同市ひうち、元溶接工、孔祥猛（コンシァンモン）被告（２９）＝中国籍＝に対する裁判員裁判の
初公判が１３日、松山地裁（足立勉裁判長）であり、孔被告は起訴内容を認めた。
孔被告には、県内の裁判員裁判で初めて通訳が付いた。
検察側は冒頭陳述で「友人に被害者が卑わいな言葉を言ったことなどに腹を立て、
胸や顔を十回以上刺して殺した」などと動機を指摘、弁護側は「普段より多量に飲酒し、
バイアグラ（勃起（ぼっき）不全治療薬）を飲まされ、目の前がピンクや青色に見えた。
副作用が影響した可能性がある」と主張した。【村田拓也】
毎日新聞 2011年6月14日 地方版
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