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東武百貨店の爆窃団窃盗、２被告に懲役６年 東京地裁
東京・池袋の東武百貨店で昨年７月、外壁に穴を開けて侵入する手口で腕時計を盗んだなどとして、
窃盗罪などに問われた国際窃盗団「爆窃団」メンバーで
いずれも中国籍のヨン・チョクサム被告（52）とチャン・ホーウィン被告（53）の判決公判が８日、
東京地裁であり、近藤宏子裁判官は両被告にそれぞれ懲役６年（求刑懲役８年）を言い渡した。
近藤裁判官は判決理由で「窃盗目的で来日し、日本各地を巡りながらデパートを下見して回った」と指摘。
外壁に穴を開ける手荒な手口は「通常警備では防ぎようがなく悪質。刑事責任は相当に重い」と述べた。
判決によると、両容疑者は昨年７月１日、東武百貨店の６、７階の外壁に油圧ジャッキなどで
穴を開けて侵入、腕時計71個（計約1631万円相当）を盗んだほか、
同６月24日にも札幌市内のデパートで腕時計など245点（計約9556万円相当）を盗んだ。
日本経済新聞 2011/6/8 22:15
URLﾘﾝｸ(www.nikkei.com)