11/04/23 00:52:01.44 2OJQwkdd
>>95続き
ソウル聖母病院家庭医学科キム・ギョンス教授は、「多くのファイトケミカルのうちひとつが含まれているからと抗がん効果が高いと主張するのは行き過ぎ」と
話した。
たとえファルネソールに抗がん効果があっても研究院が提示した量に合わせるにはマッコリをたくさん飲まなければならない。特に振って飲むと、沈んだ
成分に酵母・カス、糖に変わらない蛋白質などが多く肥満の原因になりかねないという指摘も出る。例えば研究院は1リットル当たり5~7ミリグラムの
ファルネソールを摂取すれば抗がん効果があり、マッコリ1リットルにはファルネソールが0.15~0.5ミリグラムあると明らかにした。抗がん効果を得るには
750ミリリットルのマッコリ(ソウル長寿マッコリの容量)13本を飲まなければならないという計算だ。
淑明(スクミョン)女子大食品栄養学科のソン・ミギョン教授は、「ファルネソール含有量がppb(PPMの1000分の1水準)ならば特別な意味はない。
がんを予防しようとして飲みすぎで先に体をこわすだろう」と話した。
また、研究院が根拠にした論文の限界だ。ファルネソールの抗がん効果を主張した根拠は2006年に発表された「カシノジェネシス」という外国学会誌と、
同じ年に大韓薬学会誌(第50巻)に発表された論文だ。キム教授は「両方ともがん細胞を利用した試験管簡易実験であり動物実験段階にも行ってない」と
指摘した。
韓国保健産業振興院のキム・チョイル食品栄養産業団長も、「野菜に含まれる成分をそれぞれ分析してみれば少しずつ抗がん効果があると出てくる。
マッコリと違うところはない。最近マッコリ消費量が減っているところに抗がん効能が突然浮上したのではないかと思う」と話した。