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>>169
数年前まではボジョレーヌーボーに解禁日があることを知る人の方が珍しかったが、今ではデパート
のワイン売場が大混雑することがあるほどワインがポピュラーになった韓国。ついには日本に次いで
アジアで2番目のワイン市場に急成長したのだとか。とは言うものの、主流はやはりフランスやイタ
リア、アメリカ産の輸入もの。ここ最近では、日本同様チリ産も人気だとか。
ところが今、ワイン愛好家の間で密かな話題なのが、韓国産ワインの 『Chateau Mani(シャトー・
マニ)』 だ。そして、そのワインを列車に乗りながら堪能できる 『ワイン・トレイン』 が人気を呼ん
でいる。昨年12月から週3回運行されているが、早くも3月までチケットは売り切れ状態が続いている
程だ。
列車に揺られ、目指すは韓国唯一のワイナリー
ワインバーのある特別列車に乗りソウル駅を出発すると、まず1人ずつにワイングラスと首から提げら
れるグラスホルダーが配られる。これで数種類の 『Chateau Mani』 を心ゆくまでテイスティングする
のである。そして、ソムリエによるワイン講習やさまざまなレクリエーションで盛り上がると、2時間
半の乗車時間があっという間に過ぎていく。ほろ酔い気分の車内にライブ演奏のサキソフォンが心地
よく響きわたる頃、列車は韓国最大のブドウ産地として知られる忠清北道 (チュンチョンブクド)
地区の永同 (ヨンドン) 駅に到着。