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偽ブランド販売：大阪の雑貨商２被告に有罪判決－－地裁 ／徳島
偽ブランド品や偽の医薬品を販売目的で所持したなどとして、商標法違反と薬事法違反の罪に問われた、
いずれも韓国人の大阪市浪速区、雑貨商、宋栄姫（ソンヨンヒ）被告（５６）と
同区、自営業、梁相徳（ヤンサントク）被告（４３）に対する判決公判が２２日、徳島地裁（佐藤晋一郎裁判官）であった。
地裁は両被告に懲役３年、執行猶予５年、罰金２００万円（求刑・懲役４年、罰金２００万円）を言い渡し、
両被告が販売目的で所持していた偽ブランド品約６万５０００点なども没収する、とした。
判決で佐藤裁判官は「常習的で組織的な犯行で悪質。利欲的な動機にも酌量の余地がない」と指弾。
一方、「二度とやらないと話すなど、反省している」とした。
判決によると両被告は１０年９月、大阪市内のアパートで、ルイ・ヴィトンなどを模した偽ブランド品７点を販売し、
計約６万５０００点の偽ブランド品を販売目的で所持した。また医薬品の販売許可を受けず、
勃起障害治療薬の「バイアグラ」を模した錠剤約１万６０００点を販売目的で保管していた。【大原一城】
毎日新聞 2011年4月23日 地方版
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