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韓国人の強いメンタル(笑) 奇誠庸「日本戦は戦争だ」(笑)
アジア杯サッカー：3人連続PK失敗、若手に重圧？＝韓日戦 後攻めの悪条件も
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（略
■後攻めキッカーの悲劇
PK戦は、物理的に言ってキッカーが断然優位だ。時速100キロのキックは、11メートル先にわずか0.4秒で届く。
一方、GKがボールを見て体を投げ出すには、0.6秒かかる。GKの手が出るころには、ボールはすでにネットを
突き刺していることになる。 この計算に従うと、ゴールの全体面積（2.4メートル×7.3メートル）のうち、
GKが絶対に止められない面積は63％に達する。正確に強く蹴りさえすれば、キッカーが必ず勝つわけだ。
だが、PK戦では足ではなく、精神的な部分が勝敗に大きく関わってくる。
これは、先攻チームと後攻チームの結果が明らかに異なることを見れば、立証できる。ワールドカップ（W杯）で
行われたPK戦のうち、最近7試合はすべて先攻チームが勝利している（図表参照）。それだけ後攻は不利というわけだ。
韓国は運悪く、コイントスで後攻となった。
■韓日戦の特殊性を無視
さらに、ほかの要因もあった。今回の試合が「韓日戦」だったという点だ。中央大医学部のハン・ドクヒョン教授
（スポーツ精神医学）は「韓日戦は『実力に関係なく』必ず勝たなければならないという点で、非常に特殊な試合」と話した。
このため、勝利に対するプレッシャーが2、3倍に強まり、失敗に対するキッカーの不安も極度に高まる。
ハン教授は「PK戦は、不安やためらいのあるチームが負ける」と指摘した。
結局、韓国代表は▲若い選手が▲大きなプレッシャーの掛かる韓日戦で▲（不利な）後攻でPK戦に臨む－という
三重の負担を抱えていたといえる。3人連続のPK失敗であっけなく敗れたのも、こうした要因があったからだ。