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投資会社会長ら８人逮捕＝２３００万詐取容疑－被害計９１億円か・高配当うたう
投資会社「ベストパートナー」（旧グローバル・パートナー、東京都港区）による
金融商品取引法違反（無登録営業）事件で、警視庁生活経済課などは１３日までに、
虚偽の説明で投資家から計２３００万円をだまし取ったとして、詐欺容疑で、
会長神崎勝（６５）＝住所不詳＝、元社長枳原智明（３５）＝中野区本町＝両容疑者ら８人を逮捕した。
同課によると、同社は最高で年利約１０％をうたい投資を募ったが、２００８年１月に破綻。
０４年４月から昨年１月の間、全国の約９７０人から約９１億円をだまし取ったとみられる。
集めた金はほとんど運用せず、元本返済や配当に約４２億円を使ったほか、神崎容疑者の
個人的な先物取引や、韓国クラブ、芸能プロダクションの経営、競走馬の購入などに充てたという。
神崎容疑者は「詐欺をした意識はない」と供述し、同容疑者ら７人が容疑を否認。枳原容疑者は認めている。
神崎容疑者は昨年１２月から行方不明になり、今月１２日に中央区内で見つかった。
逮捕容疑は０８年２月から８月の間、「元本保証で高配当を得られる」と偽り、小平市の
無職男性（８１）ら９人から計２３００万円を詐取した疑い。
パンフレットなどによると、同社は株式や先物取引など複数の市場への分散投資でリスクを回避し、
収益安定化を図ると説明。「元本割れの心配がなく、銀行に預ける感覚で利用できる」と宣伝していた。
時事通信 （2011/01/14-00:44）
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