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境海保：韓国のカニかご漁船長を逮捕 停止命令無視の疑い
日本の排他的経済水域（ＥＥＺ）を航行し、水産庁の停止命令を無視して逃走
したとして境海上保安部は１３日、韓国のカニかご漁船「３３サンヨン」（２９トン）
の船長、イ・チェボク容疑者（３９）を漁業法違反（立ち入り検査忌避）容疑で
現行犯逮捕したと発表した。
同海保によると、１３日午前０時半ごろ、隠岐の島の北東約１００キロの日本の
ＥＥＺ内を航行している韓国漁船を、水産庁の漁業取締船が発見。汽笛や旗などで
停船を命じたが漁船は航行を続けた。第８管区海上保安本部の巡視船２隻が合流
して追跡し、同日午前１１時半ごろ、隠岐の島の北西約１００キロで停止した船に
同本部の保安官が乗り込んで逮捕したという。逮捕海域は竹島の南東約３５キロで、
韓国海洋警察庁の警備艦も来て、職員が船に入った。
漁船には船長のほか韓国人８人が乗船していた。現場海域で事情を聴いている。
【宇多川はるか】
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