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九州誠道会元会長ら逮捕＝発砲事件の証拠隠滅容疑－福岡県警
福岡県大牟田市で４月に起きた連続発砲事件に絡み、撃ち込まれた銃弾など
事件の証拠隠滅をしたとして、県警暴力団犯罪捜査課などは８日までに、
指定暴力団九州誠道会元会長朴植晩（５８）、無職田浦かほる（４９）
両容疑者＝いずれも同市南船津町＝ら計４人を逮捕した。同課によると、両
容疑者は「知らない」と容疑を否認しているという。
発砲事件について同課は、同会の内部抗争と、指定暴力団道仁会との対立抗争の
一環の両面から捜査している。
逮捕容疑では、４人は共謀して４月１１日、同町の田浦容疑者名義の家に
撃ち込まれた銃弾を室内から取り出すなど、発砲事件の証拠隠滅をした疑い。
同課によると、事件当時、家にいた朴容疑者のガードマン役の同会元組員２人
＝いずれも証拠隠滅罪で起訴＝は、近所からの通報で駆け付けた警官に対し
室内の確認を拒否。県警が令状を請求して現場検証したところ、付近の路上で
窓ガラスの破片と銃弾１発が入ったビニール袋が見つかり、室内の柱には銃弾を
取り出した痕があったという。（2010/12/08-17:30）
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