11/02/15 23:46:23 i2vaYMXI
>>838
銃床に関しては、元々漂着したポルトガル人が持っていた銃が、マラッカで現地生産されていた鳥撃ち銃で、
それを参考にして作ってみたら、具足を付けた状態でも肩当てが邪魔になる事も無く、頬付けで
狙いが付けやすかったからという説がある、また、ホイールやフリントロックだと、機構が複雑で
引き金がどうしても重くなり、力を込めて引き金を引くため、銃身がぶれて命中率が比較的悪化してしまう。
日本の火縄銃の命中精度が高いのは、引き金と着発のカラクリがとても軽く作られており、
所謂フェザータッチで発砲出来る事も大きい。
そして、フリントになる黄鉄鉱を当時は大量に調達するのが難しかった。
そうまでしてこれまでのマッチロックから更新する程のアドバンテージを、フリントロック式に対して当時の大名は見いださなかったようだ。