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フラッシュ同胞企業人<64>設計~製造 一貫作業で
プラスチック射出成型
高木デルタ化工の朴文甲会長
電化製品から自動車の部品まで、さまざまな分野のプラスチック製品を射出成形で製造する。
さらに、商品の設計から金型製作、製造まで一貫した作業を行う。
昨年の売上額は約18億円、社員は60人余り。
韓国や中国など海外現地法人を含めると、社員だけで2000人を数える。
1935年広島市生まれ。高校卒業後、地元での就職が難しいため、
韓国人の知人を頼って上京し、パチンコ店などに勤めたが、「自分に向いてなかった」。
大阪でプラスチック製造会社に勤める友人をたずね、2年ほど勤めた後、
57年に大阪で高木ライト工業所を創業。人力による直圧成形を行った。
67年に広島に戻り、機械化による射出成形工場を建てた。
69年に社名変更し、高木デルタ化工を設立。大手との取引が徐々に増えていく。
90年、合理化を進めるため組立ロボットを導入。彫刻刀などを製造する「甚五郎」を吸収合併。
93年には中国ハルビンに「甚五郎刻刀」を設立。97年、プラスチック総合メーカーをめざし、
金型部門のデルタテクノを設立した。
5年前に脳梗塞で倒れ、1人息子の聰毅さんに社長職を譲った。
「いつも大変だったが、苦しかったことは忘れてしまう。一歩一歩着実に成長してこられたことがうれしい」
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(2011.6.22 民団新聞)