10/12/05 03:26:43 sNc4lupX
>>556の続き
仙石と検事数名が天皇に昼メシに呼ばれ、「仙石ちゃん、官房長官と法務相の兼任はキツくね?」(意訳)
と聞かれるという事が先日ありましたね。天皇は政治に直接口出ししにくい立場(口出しできないのとは
ちょっと違う)なので、湾曲表現やシチュエーションやタイミングやメタファで「それとなく」伝えるの
ですが、さすがの極左売国オヤジの仙石も、だてに東大法学部を中退した秀才なわけではないので、その
湾曲表現が何を意味するのかくらいはわかったようです。それはつまり、
「おまえ何勝手に兼任とかしちゃってるの?逆賊のつもり?手下も連れてちょっとメシ食いに皇居コイや」
と天皇に言われたわけです。まあ、反体制を気取って全共闘やってた奴が皇居で天皇の隣でメシ食うという
シチュエーションが既にバカにされてるわけですが。
で、現在「官房長官やめて法務相だけにしよっかな」と弱気になってきてるわけですが、この図式って関連が
あるとしか見えませんよね。つまり天皇に「全く権力がないわけではない」事を表しています。
さて、現在の内閣というのは主権者の国民に代わって政治を代行する組織ですが、天皇はどの位置にいるのか
というと、国民の位置にいるんですよ。天皇に主権はありませんが、「国民の象徴」が天皇なわけですから、
民意=天皇という式になります。つまり「国民主権=天皇主権」は、矛盾せず同時に存在しえるものになって
います。「天皇の意思→国民の意思」でも「国民の意思→天皇の意思」でもないわけです。
この量子論的な意志の同時存在が日本国憲法上の天皇の存在なのです。