10/11/18 19:48:02 ldBqqD4n
日本の愛国者(主に年寄り)が70~80年代に感じていた危機感というのがありまして、この時期の書籍
とか読んでますと、後の時代(つまり今)を予見して心配してるのが多いんですよ。この人たちは愛国者で
あっても右翼じゃないんですが、マスコミが右翼だ危険だ時代錯誤だとレッテル貼りして貶めてました。
なんか手口が今のネトウヨ連呼厨みたいですね。
で、どんな事を言ってたかというと、
「このまま日本の左傾化が進めば、やがてその反動で右傾化し、ファシストが現れる」
とかです。
愛国者であっても右翼ではないわけです。彼らの世代は戦前戦中の大政翼賛時代を経験していますので、
世論が右傾化しすぎる恐ろしさも知っているんです。「右傾化を恐れるからこその売国奴批判」が彼らの
主張だったわけです。
日本は現在、ちょうど右傾化している最中ですが、在特会とかが出てきたのも必然なんですね。関係者が
逮捕されたりしてますけど、このような急進的な人たちが出てきたのは日本が急激に左傾化し売国奴が跋扈
していたのが原因です。人間には情熱的な人と理性的な人がいますが、情熱的な人や感情的な人ほど
直接行動に出る傾向があります。それが在特会なんじゃないでしょうか。彼らの正体は知りませんが、では
保守的な政治観の人が全員、在特会支持なのかというと、そんなわけないですね。急進的な行動が正しいと
思わない保守層だってそりゃあいますよ。
大政翼賛→右傾化→終戦→ソ連共産主義の侵略→左傾化→極左政権→露骨な売国政治→右傾化
こういう流れですので、今のトレンドは右傾化です。流れは変わりません。もしこの右傾化を弾圧するような
事になれば226事件みたいな軍事クーデターが起こり、成功すればカリスマファシストが登場するでしょう。