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知人男性切り付け 懲役４年６月判決
知人男性の顔面を包丁で切り付けたなどとして、殺人未遂罪などに
問われた中国籍の朱宏恩被告（５３）の裁判員裁判の判決公判が３０日、
大阪地裁堺支部で開かれ、飯島健太郎裁判長は「殺意があったとは言えない」
として傷害罪を適用、懲役４年６月（求刑懲役９年）を言い渡した。
判決理由で、飯島裁判長は「凶器の出刃包丁に殺傷能力はあるが、
被告は被害者に切りつけたのであって、突き刺したのではない。
傷の深さも殺意を認めるほどとはいえない」と指摘した。
裁判員を務めた３０代の男性会社員は判決後の会見で
「全員で納得して傷害罪に意見がまとまった」と話した。
産経関西 （2010年7月 1日 07:53)
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