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「ＩＮＡＸ」名誉棄損被告５人を不起訴
虚偽の文書で住宅設備機器メーカー「ＩＮＡＸ」（愛知県常滑市）の信用や、
同社関係者の名誉が棄損されたとされる事件で、津地検は２７日、
名誉棄損罪で起訴された韓国籍の職業不詳趙万吉被告（６０）ら５人を不起訴にしたと発表した。
ほかに不起訴となったのは、自営業今田順仁（４９）と、無職藤岡作治（５３）両被告（名誉棄損罪で起訴）と、
元暴力団組員の男性（３５）と女性事務員（３３）の計４人。県警によると、趙被告ら５人は共謀し、
昨年６月７～１７日頃までの間、ＩＮＡＸが株式操作をしているなどと書いた文書計１８通を同社の取引先に送り、
信用を棄損したとして逮捕された。不起訴になった事件は、ほか２件。津地検は嫌疑が不十分だったり、
告訴が取り下げられたことから、不起訴とした。
（2010年7月28日 読売新聞）
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