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新幹線で覚せい剤運搬 所持容疑で６人逮捕
覚せい剤約１・５キロ（末端価格約１億３５００円相当）を隠し持っていたとして、
兵庫県警薬物銃器対策課などは２２日までに、覚せい剤取締法違反（営利目的所持）の疑いで、
指定暴力団山口組系組員福島拓人容疑者（４０）＝西宮市＝やナイジェリア人の
自動車解体作業員オジャカ・グレンゴリー・オゴジョンヌ容疑者（４０）＝神奈川県
相模原市＝ら６人を現行犯逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。
オゴジョンヌ容疑者らが新幹線で関東から覚せい剤を運び、新神戸駅前で福島容疑者らに
渡そうとしていたという。
ほかに逮捕されたのは、同組員山口公三（３８）＝大阪市▽同組員岸本勉（４９）＝
奈良県宇陀市▽ナイジェリア人のアルバイト、ワトロチャ・ナブク・ランバート（４０）
＝神奈川県相模原市▽中国人留学生、娜仁高娃（３２）＝東京都‐の各容疑者。
逮捕容疑は今月５日午後９時半ごろ、ＪＲ新神戸駅南側のロータリーで、車内に
覚せい剤約１・５キロを営利目的で隠し持っていた疑い。
捜査関係者によると、覚せい剤は娜仁容疑者がショルダーバッグに入れ、ナイジェリア人の
２人とともに、新幹線で新横浜駅から新神戸駅まで運搬。新神戸駅で待っていた福島容疑者ら
組員３人と車２台に分乗したところを、張り込んでいた捜査員が取り押さえた。車内からは
現金約２千万円も見つかり、車内で覚せい剤を売買する計画だったとみられる。
(2010/07/23 08:00)
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