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韓国経済歪曲書籍 日本書店街で堂々と販売
李明博大統領写真も掲載…破綻直前経済主犯と描写
英国ファイナンシャルタイムズ(FT)の韓国経済歪曲報道に続き、今度は韓国経済の実状を
大きく歪曲した書籍が最近、日本の書店街で堂々と販売されて国家イメージを失墜させる
可能性があるという指摘が提起されている。
右翼指向経済コラムニストの三橋貴明、渡邉哲也など2人が共同執筆したこの本は『崩壊
直前の韓国経済』(邦題『完全にヤバイ!韓国経済』)という書名で7月はじめ初版が発売
されて、東京と大阪など日本全域の書店街新刊書籍コーナーを飾っている。特にこの書籍
の表紙には△通貨スワップで延命する不良経済△デフォルト(債務不履行)直前の都市銀行
△外国為替準備額もほとんど枯渇△KIKO事態と粉飾会計など事実を大きく歪曲しかねない
副題とともに李明博(イ・ミョンバク)大統領の写真も掲載され、あたかもイ・ミョンバク大統領
が韓国経済を破綻直前に推し進めたかのような歪曲されたイメージを助長している。
本の内容もウォールストリート発の金融危機以後、グローバル市場で最も速い回復傾向を
見せている韓国の現在の実状とは相当部分かけ離れた内容でいっぱいだ。外国為替準備
額のなかで米国国債は17%程度に過ぎず、その規模と関係なしに大部分不良債権に変わ
る可能性があると展望したのか「不動産資産バブル崩壊と金融会社の連鎖不渡りは予定さ
れた手順」とか「国債も売れないで脱出口もない経済」など根拠不明な悪意の評価が多く盛
り込まれている。