09/07/27 21:20:17 YlxI5HRy
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日本人が北朝鮮を正しく知ってこそ私たちの国益の助けにもなるでしょう
「日本が北朝鮮をより正確に理解することが我が国の国益に役立つと考える」
「世界と北東アジア平和フォーラム」張誠珉(チャン・ソンミン、46)代表は今年1月、自分が
出版した『戦争と平和』の日本語版『金正日最後の賭け』を30日、日本全域に出版する理
由をこのように説明した。
21~24日、日本に行ってきたチャン代表は26日電話で「日本の韓半島専門家が韓半島
の現実をちゃんと読めない状態で北朝鮮政策を推進すれば、我が国の利益とかけ離れる
かもしれない。韓半島問題をグローバル次元に引き上げるために日本語版を準備すること
になった」と明らかにした。
彼は先立って国内版を通じ、キム・ジョンイル委員長は狂った指導者や独裁者ではなく、む
しろ自分の体制と権力維持のために冷徹で緻密な戦略を立てる人とし、彼が実行する瀬戸
際戦術には周辺国家の反応が緻密に計算されていると分析している。
チャン代表はまずこの本で国内版になかったキム・ジョンイル国防委員長の対日政策を分
析した。彼は「現在キム委員長は経済難を克服するために日本との国交正常化を急いでい
る。過去の植民地支配被害補償金100億ドル(約12兆4000億ウォン)を受け取って、経済
発展の元金として活用しようとしている」と主張した。
彼は引き続き「日本は対北朝鮮外交にあって拉致問題に集中しすぎている」として対北朝
鮮政策の変化を求めた。拉致問題で北日国交正常化が進展しないなかで北朝鮮が中長距
離ミサイル発射と核実験を強行し、むしろ日本の安保が危険になっているということだ。
チャン代表は「北朝鮮は米国と修交を締結すれば日本は自然についてくると判断している。
そうなると日本は北東アジアでの影響力が落ちることになるだろう」と指摘した。彼は「日本
はこのような北朝鮮の意図を正確に把握し、積極的包容政策を通じて長期的観点で拉致
問題を解決しなければならない」と強調した。