09/07/14 22:26:28 EfQG/PHP
(>>11 の続き)
しかし、李教授が当時の資料を調べると、このすべてが誤りであることが明らかになったと
いう。例えば農民の土地台帳には韓国の農民の土地が奪われ、日本人のものになった例
は1例もなかった。米は確かに5割が日本に移出(当時は輸出ではなく移出と言われてい
た)されたが、その理由は、日本内地の米価が30%ほど高かったためだった。韓国の農民
がより高い収入を得るために売却したもので、それにより韓国の農村経済はかなり底上げ
された。
挺身隊と慰安婦が無関係であること、650万人の強制連行が事実でないことも判明してい
る。李教授らはこれらの事実をもとに『代案教科書』を書いたのである。
植民地支配より長い 国交正常化時代の絆
韓国人の歴史観が、どれだけ事実とかけ離れた誤った認識にもとづいてつくられてきたこと
か。そこには「北朝鮮を善、韓国を悪」と見る左派勢力の存在がある。
例えば、韓国の著名な学者らが、北朝鮮を〈米帝と反民族・反革命勢力の支配下にある南
朝鮮を解放させる「民主基地」である〉と書き、金大中や盧武鉉ら過去の大統領を含め、多
くの左翼政治家らは、韓国は〈間違って作られた国〉という歴史認識を持つ。こうした根本的
な歴史観を李教授は深く分析し、それを改めない限り、韓国の本当の発展はないと言うの
である。
韓国の歴史教科書に先の4つの捏造事実が登場したのは20年ほど前からだ。そこには日
本の左翼運動が影響していることも明らかである。
例えば慰安婦問題に火をつけたのは朝日新聞であり、その歪曲報道をそのまま韓国の左
派勢力が利用した。このことがどれだけ日韓関係を歪め、悪化させたか。和田氏らを中心と
する「韓国併合100年」の運動も、さらに日韓関係を歪める可能性は否定できない。