09/09/22 17:11:08 bXptQanT
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『バビル2世』…『ガラスの城』… クローバー文庫の復活?
~ 25年ぶりに図録集を今月出版
1970年代の児童文化の象徴だった「クローバー文庫」が25年ぶりによみがえる。インター
ネット同好会「クローバー文庫の郷愁」(cafe.naver.com/clover comic)の会員40人あまり
が書いたクローバー文庫図録集が、今月中に出版される予定だ。
本の題名は同好会の名前と同じ『クローバー文庫の郷愁』(韓国漫画映像振興院)で、600
ページを超える。クローバー文庫の最後の一冊は1984年の刊行だったから、当時の少年
少女読者らによって四半世紀ぶりに再びその姿を現わすことになる。
1972年の『ガラスの城』を皮切りに12年間に429冊が出版されたクローバー文庫は、当
時最大規模、最高人気を謳歌した漫画文庫であった。漫画を不良食品のように感じていた
当時の親たちも、この文庫の前では財布を開いた。<中略>
4年間の作業のすえ日の目を見ることになった図録集は、同好会会員らが苦労して集めて
共有している過去の本が土台になった。文字だけの本をのぞく約180冊の漫画のなかか
ら全部で178冊分を収めた。漫画の表紙と主要場面、書誌事項、あらすじ、現時点から振
り返ってみた作品評と思い出までを、本のなかに入れた。
『007 宇宙から来た少年』の解説では、「現実的な限界のために敵・味方が明確に区分
される冷戦体制を抜け出して、宇宙人どうしの争いを韓国の優しくて賢い少年が解決する
という設定を選んだのだろう」という評価を下している。
『ソンダリ旅行記』では、「52ページに達する韓国漫画最高の追跡シークエンス」を指摘し、
『意地悪1000段シムトリ』では「今になって考えてみると、作者が考える意地悪は弱くて
優しい人々に向けられたものではなかった」と評価している。