11/10/20 07:05:16.92 rU2uM2KT
>>47
ここまでものを知らないと、かわいそうになってくるね。
古式捕鯨などが行われていた頃は、捕鯨がどれだけの益をもたらすかちゃんとわかっていたから、藩ごとに手厚く保護されていたんだよ。
なぜなら鯨の肉は多くの人を養うための食料になり、骨は良質な肥料、油はウンカを防ぐための薬になったから。
最初は保存方法がなかったから、捕鯨地域周辺での消費が多かった肉類も、塩蔵できるようになってからは、都市部でも食されるようになってきて、江戸でも大晦日にの仕事納めに鯨汁をのむ風習が記録されてるよ。
あとさ、基本的に沿岸捕鯨をやっていた人たちは、日本以外でも鯨やイルカを食べていたんだよね。
世界中の海でセミクジラやマッコウクジラを乱獲していた、欧米の捕鯨船でも、イルカはごちそうでした。
彼らが鯨類の肉を食べなくなったのは保存技術が開発されなかったから。
逆にそういう経緯を知らないで捕鯨を問題視するような、ザ・コーブなんかを頭から信じちゃっているような検証能力の低い人。
ちょっとくらい本を読んだほうがいいですよw