11/08/09 02:33:06.61 ru6Q/ttA
>>288つづき
今週末、北京は一歩進んだ行動に出た。新華社を通して、米ドルの監督管理を
国際社会に呼びかけ、安定かつ安全な新しい世界備蓄通貨を導入することが
災難回避の選択の一つだと唱えた。ところが、これは長期的な問題であり、
家にすでにひびが生じているときに建築基準の向上を唱えるようなものだ。
中国は、短期的に大きな行動には出ないだろう。外貨準備を使ってイタリアや
スペインの国債を大量購入する可能性はまず低い。
表面的には鮮やかな中国だが、実は深いジレンマに陥っている。米国に
責任感を求めているが、それで対米輸出が減少すれば損することになる。
新しい国際金融システムの立ち上げを望んでいるが、輸出を維持するため、
自国通貨を掌握し、その価値を抑えようと努めている。そのため、向こう
数週間も慎重な姿勢を堅持すると考えられる。
ところが、米国の苦難は中国の声望を高めるに違いない。世界金融市場が
混乱している今、すべてのことが不確かだが、これだけははっきり言える。
それは、世界の経済勢力の中心は東方に移りつつあるということだ。
URLリンク(japanese.china.org.cn)