11/05/01 02:51:12.74 caja80FO
>>254
まず最初にこのデータは「襟裳岬」のデータではありませんでした、大変失礼しました。
URLリンク(ime.nu)
こちら↓が正解でした。これで見ても立ち上がりは緩やかで、全然P波が卓越しては
いませんね。
URLリンク(www.k-net.bosai.go.jp)
これは URLリンク(www.k-net.bosai.go.jp) で得られるものでした。
確認してみてください。
これで計算すると、発震時刻 14:46:00 襟裳岬 14:47:35 差分=1'35"=95秒
M7~8級とかの大規模地震の場合の震源核の拡大過程は高速モードで2~3km/s
で進むので、
1.震源核から北端までの距離=200kmとすると、その間に掛かる時間は
だいたい、200km/(2.5km/s)=80s
2.北端でのスベリ破壊開始からはP波が5~7km/sで進むので先の100km
の距離として、およそ100km/(6km/s)=17s
なので、この2つを足すと、80+17=97s となっておよそ95秒に一致しました。
要するに震源核から断層面全体のスベリ破壊が拡大するとして計算すればこのように
いい一致になりますね。
で、実際には初期震源核から襟裳までの距離は震央距離にして438kmなので、そのまま
P波が走行したとすると、438km/(6km/s)=73s で到達しているはずでしたが、
URLリンク(www.k-net.bosai.go.jp)
のグラフをみると、初期の立ち上がりはゼロからの緩やかな立ち上がりでなく、いきなり
有限値の強度で始まっていて、この約300kmを走行したP波は無視されているように
見えます。これは他の観測点といろいろ比べてみるとそれがわかります。なので、最短の
最適震源からの地震波到達を得たとシミュレーションで計算された時刻を割り出している
のではないかと思われます。これについてはまた調べて報告します。