11/05/29 11:44:50.31 l1weJzff
ネット革命の到来
794:名無しさん@お腹いっぱい。
11/05/29 12:13:27.45 vopzd8xp
>>793
遅いよ
795:各無電力14001
11/05/29 14:16:49.37 vKAAETeU
スペイン観光客増
URLリンク(wrs.search.yahoo.co.jp)
796:名無しさん@お腹いっぱい。
11/05/31 22:06:08.35 CEobVHE0
ムバーラク前大統領と彼の家族が、何兆単位の金を外国の銀行に分散して隠匿していたという情報が、
彼の辞任と時を前後して伝えられた。この情報はムバーラク大統領のイメージを大きく傷つけたことであろう。
(情報源はアメリカではなかったのか?)
今日のパンにさえ事欠く、エジプトの大衆の側からすれば、これは単なる汚職のレベルではなく、
凶悪な犯罪行為として映ったことであろう。それほどショッキングなものだったということだ。
しかし、現在の段階に至り、ムバーラク前大統領と彼の家族が裁判にかけられることになり、真実(?)が
少しずつ明かされ始めたようだ。それはムバーラク前大統領の弁護士、ファリード・エルデーブ氏によって
明かされた。エルデーブ弁護士によれば、前大統領の資産は600万エジプトポンド(約1億ドル)でしかない、
彼は外国に一切資産を持っていない、外貨は1ドルも持っていないということだ。
こうまで言いきられると少し疑いたくなるのが人情だが、しかし、少し考えさせられることがある。
それはムバーラク前大統領の時代に、エジプトは大きく様変わりをしたという事実だ。
797:名無しさん@お腹いっぱい。
11/05/31 22:11:46.25 CEobVHE0
サダト元大統領が第4次中東戦争で勝利し(引き分け)、以来サダト大統領はエジプト経済の立て直しに
本格的に取り組んだ。しかし、サダト元大統領は大統領に就任して約10年、第4次中東戦争が終わって
7年、キャンプデービッド合意が成立して、わずか2年ほどでこの世を去った。このため、サダト元大統領が
描いたエジプト経済再建は、もっぱらムバーラク前大統領の役割ということになった。
ムバーラク大統領は30年間に及ぶ統治の中で、部分的にはエジプト経済の再建に成功した。
外国からの援助交渉をまとめ、巨額の資金がエジプト政府の国庫に入り、民間実業家たちは湾岸諸国や、
欧米企業との協力により、エジプトの経済を活性化させていた。それが躓きを見せたのは、いわゆる
アメリカ発のサブプライム・ローンの破綻だった。
もちろん、こうした流れの中で、エジプト社会の貧富の差が、大きく拡大したことも事実だ。しかし、それは
やむを得ない部分もあったのではないか。中国の鄧小平氏は、「富める者から先に富め」と経済の活性化
を煽り、結果的に中国は大金持ちを生み出した。もちろん、中国社会では貧富の差が拡大した。エジプト
の場合も同じだった。ムバーラク前大統領の統治の下で、巨万の富を得た者が多数現れたのだ。
ムバーラク前大統領の資産1億ドルを多いとみるか少ないと見るかは、個々人の価値観によって異なろう。
もしこの試算額が正しいとすれば、私は彼の功労に対する当然の報酬であったと言いたい。
『ムバーラク前大統領を絞首刑にしろ!!』と叫ぶ若者たちは、決して冷静であるとは思えない。
人は酔った時、より強い酒を飲みたがるのと同じだ。品性あるエジプト国民なら、自国の大統領を殺人鬼、
泥棒呼ばわりはしたくないはずだ。ムバーラク前大統領には静かな余生(多分非常に短期間であろう)
を送ることを許してやるのが、本来のナイルの民の精神ではないのか。
798:名無しさん@お腹いっぱい。
11/06/01 00:11:14.16 WbbHi6UG
リビア攻撃でフランス人弁護士に訴えられるサルコジ仏大統領 5月30日
URLリンク(www.breitbart.com)
二人のフランス人弁護士がリビアに対するNATO主導の攻撃について人道に対する罪で
ニコラス・サルコジ仏大統領に対する法的手続きを開始する計画であると30日に語った。
リビアの司法省高官のイブラヒム・ブクザムはトリポリの記者に対して、ジャック・ヴェルジュと
ロラン・デュマの二人がNATOの爆撃で犠牲となった家族を代表することを申し出たと語った。
「二人の弁護士はリビア人の家族の名義でフランスの裁判所に申し立てを行うであろう」と、
29日に行われた犠牲者の家族を代表する30人が出席した記者会見でブクザムは語った。
過去にナチスの戦争犯罪人のクラウス・バルビーとカルロス・ザ・ジャッカルのための弁護を
したことのあるヴェルジュは、「フランスはやくざと殺し屋に率いられている」と断罪した。
「我々は沈黙の壁を破るつもりだ」と彼は述べた。
社会党の閣僚だったデュマは市民を保護するというNATOの使命は、実際はそういう人々を
殺すことだった、と語った。彼は、「主権国家に対する残忍な攻撃」であると今回の攻撃を非難し、
もしもリビアの指導者であるカダフィが国際刑事裁判所(ICC)に引き出されたら、彼を弁護する
用意がある、と語った。
今月初め、ICCの主席検事のルイス・モレノ・オカンポは人道に対する罪の調査の一部として
カダフィ、息子のセイフ・アル・イスラム、従兄弟のアブドゥラ・セヌシの逮捕状を請求した。
3月19日、反政府勢力が支配していたベンガジ市に対してカダフィの勢力が迫ってきたため、
サルコジはリビアに対する軍事攻撃を発表した。これを欧米諸国とアラブの同盟国が支援した。
飛行禁止空域の設定と一般人を保護することを要請している国連決議を最初に実施したのは
フランスの軍用機であった。
デュマとヴェルジュは二日間に渡ったリビア訪問の最後に語った。
彼らは30日にフランスに帰国したらすぐ法的手続きに入るだろうと語った。
799:名無しさん@お腹いっぱい。
11/06/01 01:58:47.95 nILYwAvP
>>798
これはすごい
800:名無しさん@お腹いっぱい。
11/06/01 01:59:18.15 nILYwAvP
アフガン大統領がNATOに警告、「誤爆続くなら占領軍とみなす」
URLリンク(jp.reuters.com)
801:名無しさん@お腹いっぱい。
11/06/01 21:26:46.41 WbbHi6UG
シリア:「アラブの春」に新展開―デモ参加者がレバノン、イラクなどから密輸された機関銃、
ロケット弾によって応戦、多数の治安要員が死亡 2011年05月31日付 al-Hayat紙
URLリンク(international.daralhayat.com)
2ヶ月前に抗議運動が始まって以降初めて、デモ参加者と住民は機関銃とロケット弾を使用し、
複数の活動家がAPに述べたところによると、ヒムスおよび近郊の村々で治安部隊の攻撃に応戦した。
APは複数の活動家の話として、タルビーサ村とアッ=ラスタン村の住民が治安部隊に対して武装
することを余儀なくされ、多くの治安要員が殺害された、と報じた。
ヒムスの住民の一人は、軍が「武装レジスタンス」に直面し、タルビーサ村とアッ=ラスタン村に突入
できないと述べ、「軍は依然として村の外にいる…。私が聞いたところでは、複数の軍の車輌や
兵士を搬送する車輌が放火された」と指摘した。別の活動家は、軍は二つの村の住民の「激しい
抵抗に直面している」と述べたうえで、多くの住民がイラクやレバノンからの武器密輸が盛んに
なった数年前から武装していたことを明らかにした。
目撃者によると、戦車が支援する軍部隊が、タルビーサ村、アッ=ラスタン村、そしてヒムス市・
ハマー市の間に位置するティール・マアッラー村で大規模な治安回復作戦を行っている。
同地では、一件一件に治安部隊が突入し、家屋、モスクの屋上には狙撃手が展開し、住民の
外出を禁じている。人権活動家のムスタファー・ウースー氏によると、一昨日以降、数百人が
逮捕された。また別の活動家によると、軍・治安部隊によってヒムス市北部10キロに位置する
総合病院が制圧されたのを受け、重傷者多数を含む負傷者が「文化センター」に搬送された。
一方、シリア当局は、タルビーサで「武装テロ集団」の手によって、兵士4人が殺害、14人が
負傷させられたと述べた。また「テロ集団側にも、追跡作戦によって多数の死傷者が出て、
多数が逮捕、大量の武器・弾薬が押収された」と付け加えた。
802:名無しさん@お腹いっぱい。
11/06/01 21:33:26.25 WbbHi6UG
シリア:アサド大統領が反体制活動家を対象とした恩赦を発令 2011年06月01日付 al-Hayat紙
URLリンク(international.daralhayat.com)
シリアのバッシャール・アサド大統領は2011年5月31日依然のすべての犯罪に対する恩赦を発令した。
この恩赦は、さまざまな政治潮流に属するすべての逮捕者およびシリア・ムスリム同胞団員を対象と
している。また恩赦の数時間後、内務大臣が「殉教者ハムザ・ハティーブ事件状況調査委員会」の
設置を宣言した。ハムザ・ハティーブ君は、逮捕後に拷問で死亡したと言われている少年で、事件に
関して米国務省は「凶悪で恐るべき」犯行と述べている。
これらの動きは、当局が近日中に「バアス党、進歩国民戦線加盟政党、無所属の参加」による国民
対話の企画や仕組みの詳細を発表するのに先だって行われた。恩赦に関して、高官筋は『アル=
ハヤート』紙に、複数の政治潮流およびシリア・ムスリム同胞団に属する逮捕者全員を対象としている
と述べた。また「個別に控訴を行わないという条件で」刑期が半分に減刑されると付言した。
しかし、一部の反体制勢力の反応を見ると、トルコ南部のアンタリア市での大会に出席した2人の
活動家は、この決定が「不十分」で「遅きに失する」と述べた。
ダマスカス宣言国民会議議長で亡命中のアブドゥッラッザーク・イード氏は「決定は遅きに失する。
我々は長らく要求してきたにもかかわらずである…。恩赦が数十年前に有罪判決を受けた人々
だけでなく、最近逮捕された人々も含むのかどうかを明らかにしてもらう必要がある」と述べた。
大会に参加したシリア・ムスリム同胞団の使節団長のムルヒム・ダルービー氏は「この措置は
前向きではあるが、不十分である。同胞団は自由を求め、政権打倒を欲する国民の要求の実現
を求める」と述べた。
803:名無しさん@お腹いっぱい。
11/06/01 21:35:28.33 WbbHi6UG
一方、支配政党であるバアス党シリア地域指導部のムハンマド・サイード・バヒーターン副書記長は、
「48時間以内に国民対話委員会を設置する」と発表した。シリアの『アル=ワタン』紙が報じた。
バヒーターン副書記長は「対話委員会は最高レベルで設置された。対話には、すべての政治、社会、
経済団体などが参加し、“祖国の屋根”のもとで行われる。国民対話の企画や仕組みについては
48時間以内に発表される」と述べたという。
ダマスカス大学の研究・教育者、党、事務方の幹部による対話会合において、バヒーターン副書
記長は、バアス党を「国家と社会を指導する政党」と定めている憲法第8条の廃止を否定した。
また、『アル=ハヤート』紙が得たところによると、アサド大統領は昨日、ハムザ・ハティーブくんの
家族らと面会した。面会にはハムザくんの父親、いとこ、ダルアー市の有力者たちが出席した。
アイマン・ズウビー氏は『アル=ハヤート』紙に対して、6人が出席した面会は2時間続き、その
雰囲気や「最高に好意的で暖かなものだった」と述べた。
804:名無しさん@お腹いっぱい。
11/06/02 21:44:24.29 SlK43jT+
イランの国会議員の間で、アハマド・ネジャド大統領を裁判にかける合意が成立した。
これは、大統領が閣僚人事に対して振るった大ナタが、憲法違反であるという判断に基づいている。
アハマド・ネジャド大統領の考えでは、省庁の数があまりにも多いために、仕事上不都合が発生しているとのことだ。
この考えに基づき、閣僚ポストが21から17に削減されたのだ。述べるまでもなく、各閣僚は国会や宗教界の大物と
関係を持っており、それぞれの利害を代表しているわけだ。今回の人事刷新が大問題になったのは、大統領が政府
の多くの権限を独占することになるという懸念から生まれたものだ。
こうしたアハマド・ネジャド大統領のやり方に、議員の間から反発が起こり、今回賛否を投票してみたところ、
アハマド・ネジャド大統領の行ったことが憲法違反だとする者が165人、憲法違反ではないとする者が1人、
棄権する者が13人という結果が出た。この結果に基づき、裁判にかけられることになったわけだ。
一度はこぶしを振り上げて下したアハメネイ師が、今回の決定にどう対応するか見物だ。
下手をすれば、この問題がイラン国内に大きな混乱をもたらすことになるかもしれない。
805:名無しさん@お腹いっぱい。
11/06/03 00:45:06.38 BUY9kGnK
第3次来るかね。
ドサクサに紛れて中国が日本に来るのでは。
806:名無しさん@お腹いっぱい。
11/06/03 14:37:51.53 b5zi73Jy
アフリカ外相:「空爆がリビア仲介活動の障害に」
URLリンク(mainichi.jp)
これ以上のリビア介入は無意味
URLリンク(japanese.ruvr.ru)
807:名無しさん@お腹いっぱい。
11/06/03 16:12:16.13 GgEw2f00
リビアの評議会債権は、5月末日が償還日だったっぽい。
(※憶測です。 根拠は資金ショートに備えてEUから借金した際の失言)
NATO軍の空爆は9月まで延期
(本来は6月末日までの予定だったと明かされた)
どうも、NATO軍を私物化した奴がいたね・・・・
808:名無しさん@お腹いっぱい。
11/06/03 17:06:11.90 Ec8iz8AX
カダフィたん、アサドたん、サレハたん、カンたん、みんなみんな、ガンバ!!
809:名無しさん@お腹いっぱい。
11/06/03 19:55:55.29 b5zi73Jy
NATOに停止を要求 AUが仲介を 南ア外相
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
「体制を無理やり変えても民主化はうまくいかない」
「政治的問題は政治的な手段でしか解決できない」
「カダフィ大佐と同じ」=NATOのリビア空爆批判-南ア外相
URLリンク(www.jiji.com)
「安保理決議でカダフィ大佐に『やってはいけない』と言ったこと(民間人爆撃)をNATO自身が行っている」
「無理な政権交代は必ずしもうまくいかない」
メドヴェージェフ大統領、リビアの行く末は、リビア国民が決定すべき
URLリンク(japanese.ruvr.ru)
ロシアのメドヴェージェフ大統領は、イタリアのベルルスコーニ首相との会談を総括した記者会見で、リビアの行く末は、リビア国民が決定するべきだとの声明を表した。
米議会、リビア軍事行動の釈明を大統領に要求
URLリンク(japanese.cri.cn)
「アメリカがリビアに投入した軍事費について、議員たちは非常に憂慮している」
810:名無しさん@お腹いっぱい。
11/06/03 22:03:40.38 aqBVzBWX
シリアの内紛状況が日に日に悪化する中で、多数のシリア人の難民がトルコ領内に流れ込んでいる。
その数は増すばかりだ。なかでも、シリアのクルド人のトルコ領内への流入が大きな問題になっている。
それは、トルコ政府にとって同国南東部のクルド人居住地域が頭痛の種になっていることに加え、
そこにシリアからクルド人がさらに流入してくれば、問題は複雑さをますます増大させるからだ。
トルコ政府は、シリア政府が難民対応も国内の公正な選挙の実施を含む民主化対策もシリア在住の
クルド人に国籍を与えないことにも、いらだちを感じている。その結果、最近ではトルコが軍を送り、
シリア国内に難民用の安全地帯を設ける、という情報が飛び交い始めている。この安全地帯はシリアの
国境に近い、カーミシリ市ばかりではなく、デール・ズール県にまで広がる広域にまたがるもののようだ。
もしトルコが実際にシリア領内に軍を送り安全地帯を設定するようになった場合、シリアはどう対応する
のだろうか。国際社会では、シリアのアサド政権の非人道的な、デモ参加者に対する対応もあることから、
トルコ軍のシリア進出は支持される確率が高いのではないか。
シリア軍にはとても、トルコ軍を軍事力で追い返すほどの実力はあるまい。
811:名無しさん@お腹いっぱい。
11/06/04 15:20:21.43 /FvdLN4L
>>800
カルザイはこれまでも散々米国の操り人形に過ぎないと言われ、不正選挙も取り沙汰され
実弟に至っては、もろCIAのエージェントともされているが
URLリンク(www.the-journal.jp)
そのカルザイをもってしても米国にこれだけ怒りを露わにするとは米軍の非道ぶりが分かるね
しかし、無人機なんかに命を奪われたんじゃ浮かばれんなぁ~
オバマに変わっても米国の狂気は続く、陰で操るユダヤ人ブレジンスキー
URLリンク(cybervisionz.jugem.jp)
URLリンク(ccplus.exblog.jp)
世界は21世紀になっても狂気に満ちたままか・・・
URLリンク(www.youtube.com)
URLリンク(www.youtube.com)
812:名無しさん@お腹いっぱい。
11/06/05 11:32:38.57 SieObP1+
サウジアラビア政府が、苦しい決定を下した。それは、サウジアラビアでの外国人の就業期限を
6年以内とするという決定を下したことだ。この決定により、サウジアラビアの民間企業で働く
何百万人という熟練のスタッフが、帰国せざるを得なくなるということだ。
サウジアラビアの民間企業は多くの場合、サウジアラビア人がオーナーではあるが、インド人、
パキスタン人、シリア人、パレスチナ人、エジプト人、レバノン人が実際の切り盛りをしているのだ。
これら外人の多くは英語を話し、アラビア語が出来、しかもコンピューターも使いこなせ、ビジネス
に精通しているのだ。したがって、彼らが離職することは、サウジアラビアの民間企業の活動が
ストップすることを意味しているのだ。
サウジアラビアで働く外人スタッフは、6年どころか、10年以上もサウジアラビアの民間企業で
働いている者がほとんどで、会社の内容を完全に把握しているのだ。もちろん、外国の取引先
との人脈も、彼らがしっかり掴んでいるのだ。今回、サウジアラビア政府の決定は、結果的に、
サウジアラビアの民間企業を倒産に追い込む危険性がある。サウジアラビア人のスタッフでは、
とても外人スタッフがこなしていた仕事はこなせないのだ。
今回の決定をサウジアラビア政府が下したのは、若者層の失業問題解決が目的であろう。
もし、この失業問題を放置しておけば、他のアラブの国々で起こったのと同じような大衆蜂起が
サウジアラビアでも起こってしまう危険性がある。現在、サウジアラビアの公式な失業率は
10・5%と発表されているが、20%を優に超えているというのが一般的な認識だ。
813:名無しさん@お腹いっぱい。
11/06/05 11:35:36.38 SieObP1+
2600万人のサウジ人口のうち、800万人が外国人出稼ぎ者で占められているのだから、
彼らを追放すれば、サウジアラビア人に職場を確保できるという安易な考えであろうが、
そうは行くまい。職を探すサウジアラビア人は50万人と言われているが、サウジアラビア人は
ほとんどが民間企業の求める仕事上の能力を有していないし、外人よりも高いサラリーを
支払わなければならないのだ。その上、国家公務員と同と同じような権利を求められたのでは、
民間企業は立ち行かない。
他方、サウジアラビアに260万人の出稼ぎ者(この内の70%が6年以上の長期滞在者)を
送り出しているエジプトにとっても、今回のサウジアラビア政府の決定は大きな問題となろう。
リビアから100万人以上の出稼ぎ者が内戦で帰国し、エジプトの革命で観光業は停止状態
にあり、エジプト国内の失業率は11.9%に達したと公式には伝えられている。実際には
25~30%ではないのかと見られる。
エジプトが再度不安定化に向かう要因に確実になるのが、今回のの決定だ。そのことは、
アラブ全体の不安定化を引き起こすことになる危険性がある。サウジアラビア政府は、
自国内の問題解決に外国人出稼ぎ者の追放を決定したが、そのことはより大きな規模での
不安定化を招くことになろう。
サウジアラビアの民間企業のオーナーたちは、今回の決定で自社が危険な状態に陥って
いくわけだから、サウジアラビアの王制に対し不満を抱くだろうし、場合によっては支持を
止めるかもしれないのだ。