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米空軍の核ミサイル50基、一時通信不能に
CNN.co.jp 10 月27日(水)9時42分配信ワシントン(CNN)
米空軍は26日、核ミサイル50基が23日に約1時間にわたって一部通信不能になっていたことを明らかにした。
空軍のウェスリー・ミラー報道官によると、23日午前に
「ハードウェアの問題」が発生し、米国が保有する大陸間弾道ミサイル(ICBM)のうち10%以上が影響を受けたという。
複数の軍当局者によれば、予備システムがあるためミサイルの監視や通信は可能だったという。
軍高官は「もし大統領がミサイルを発射したいと思えばいつでもできていた」と述べた。
別の当局者は、一時たりとも公衆が危険にさらされる状況にはならなかったと強調している。
ICBM「ミニットマン3」は複数の弾頭を搭載できるミサイル。
ワイオミング州のウォーレン空軍基地で制御しているが、ミサイル格納庫は基地周辺の広域に分散されている。
問題が発覚した後、基地の要員が各格納庫を点検して、全50基の安全を確認した。
障害が起きた原因についてはICBMシステムの専門家が調査中だという。
米軍高官はCNNに対し、地中ケーブルで障害が発生したと語った。
米国は現在、ICBMミニットマン3を450基保有しており、23日に問題が起きた50基は米国が保有するICBMの11%にあたる。
米国はこのほかに爆撃機運搬型と海上配備の核兵器を保有している。
今回の問題についてはシュワルツ空軍参謀総長からマレン統合参謀本部議長に報告し、ゲーツ国防長官に伝えられた。
オバマ大統領は26日に説明を受けたという。