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【レコチャ広場】日中教科書の「尖閣諸島」に関する記述の違い―中国[11/02]
スレリンク(news4plus板)
では、中国の教科書はどうだろうか?9年間の義務教育で尖閣諸島について触れるのは、中学2年生の地理の
「祖国の神聖な領土―台湾省」の章が最初となる。しかも、メインは台湾の紹介で「台湾省は台湾島、澎湖列島、
緑島、蘭嶼、彭佳嶼、釣魚島、赤尾嶼などの島しょおよびその付近の海域からなり…」という記述の中で「釣
魚島」(尖閣諸島の中国名)の名前がついでのように出てくるのみ。領土問題などに関する説明は全くない。
それが出てくるのは、高校の地理の必修教科書。そこでようやく「釣魚列島(尖閣諸島)は昔から台湾省に属
するが、現在は一部の日本人が勝手に建物を建てた」との記述が出てくる。地理の選択科目ではさらに詳しく
「明代初期から中国領土である」と教える教科書もあるが、それを使うのは一部の文系の学生というごく限ら
れた範囲となる。
ネットで調べたところ、地理の教科書は中国外交部が審査を行っていることが分かった。ある教科書の執筆に
携わった人によると、尖閣諸島に関する記述はもともと大きく2ページを割き、日本の立場についても紹介し
たものだった。ところが、外交部がそれをバッサリと切り捨て、上述の内容にとどまったという経緯があるという。