【FTA/EPA】世界の自由貿易協定について語ろう2at KOKUSAI
【FTA/EPA】世界の自由貿易協定について語ろう2 - 暇つぶし2ch544:名無しさん@お腹いっぱい。
10/03/19 00:49:47 Y1uM+6S5
平成21年度日本企業の海外事業展開に関するアンケート調査 ‐アジアを再評価する日本企業と高まるFTAへの期待‐
URLリンク(www.jetro.go.jp)

(前略)

(4)着実にビジネス利用が進む日本のFTA
2009年11月時点で発効している日本の9つの主要FTA(メキシコ、マレーシア、チリ、
タイ、インドネシア、フィリピン、ASEAN、スイス、ベトナム)の優遇税率の活用状況に
ついて、「優遇税率を利用している/利用を検討している」割合は33.8%にのぼった
(母数には、貿易を行っていない企業も含まれる)。
08年度調査(メキシコ、マレーシア、チリ、タイ、インドネシアの5カ国とのFTAが対象)
では、「利用/利用を検討」が27.5%であり、日本企業のFTA利用は上昇傾向にあると
いえる。個別のFTAの利用状況をみると、輸出輸入ともFTAの利用率が高いのは
日本-チリのFTAで、輸出企業68社中25社(36.8%)、輸入企業36社中13社(36.1%)が
「利用している」と回答した。「利用を検討中」も含めると、輸出では日本‐チリが5割近くに、
日本‐タイ、日本‐メキシコは4割程度に、輸入では日本‐ベトナムが4割程度に、
日本‐ASEANが4割近くに達しており、将来的に利用率が高まる可能性がある。

(5)活用への期待高まるASEAN・インドFTA
現在、アジア・大洋州地域で発効している第三国間FTAについて利用状況を見ると、最も
多く活用されているのはASEAN自由貿易地域のFTA(AFTA)である。実際に貿易を行って
いる企業のうち、3分の1(回答企業135社中45社、33.3%)が活用しており、利用を検討
している企業も含むと5割を超える(70社、51.9%)。また、2009年11月時点で発効が
見込まれていたFTAのうち、利用を予定している企業の比率は、ASEAN・インドが46.8%
(79社中37社)と半数近くの企業が前向きな姿勢を示している(同FTAは2010年1月に発効)。
特に「化学」(13社中11社、84.6%)、「自動車/自動車部品/その他輸送機器」(10社中
7社、70.0%)などで利用に向けた積極的な姿勢が目立つ。

545:名無しさん@お腹いっぱい。
10/03/21 09:38:04 OO23Mfi1
韓国、トルコとFTA交渉開始で合意
URLリンク(www.nikkei.co.jp)

【ソウル=島谷英明】
韓国外交通商省は19日、トルコと自由貿易協定(FTA)の締結交渉開始で合意した
と発表した。相互に関税を撤廃・縮小するのが柱で、4月末に初の交渉を開く。

両国の通商担当相が19日にトルコで会談し、FTAを「包括的で高い水準の内容にする」
ことで一致した。両国が2009年5月に終えた共同研究によると、FTA締結による経済
成長率の押し上げ効果は韓国が0.03%、トルコは0.13%という。 (23:01)

546:名無しさん@お腹いっぱい。
10/03/24 02:30:32 8qlbwG4B
ASEAN・中国FTAの本格始動で高まる対中警戒感-中韓企業躍進への対応-(ASEAN,中国)
URLリンク(www.jetro.go.jp)

2010年03月19日 国際経済研究課

一部のASEAN諸国では、中国製品の流入が自国産業に悪影響を与えるとして、警戒感が
強まっている。ASEAN・中国自由貿易協定(ACFTA)に基づき、10年1月から中国とASEAN
原加盟国(タイ、マレーシア、インドネシア、フィリピン、シンガポール、ブルネイ)で大半の
品目の関税が撤廃されたことがきっかけだ。

<表面化するきしみ>
中国とASEANはACFTAに基づき、04年から段階的に関税を引き下げてきた。10年1月からは、
いよいよ中国とASEAN原加盟国で9割程度の品目の関税が撤廃され、中国・ASEAN貿易は
大きな節目を迎えた。中国とASEANは一体的な市場へと変貌しつつある。

しかし、ASEANの一部の国からは、ACFTAによって、中国製品が流入することへの警戒感が
高まっている。インドネシア政府が、産業界の要望を背景に、同FTAが対象とする一部品目の
関税撤廃の猶予を求めるなど、ACFTAに対するきしみが表面化している。
具体的に、インドネシアは228品目の関税撤廃を一定期間猶予すること、あるいは無税化の
対象外品目とすることを求めている。しかし、中国との交渉に進展はみられないようだ。

インドネシアの産業界の中でも、ACFTAによって最も影響を受けるとみられるのが繊維と鉄鋼だ。
いずれもインドネシアに伝統的に産業基盤がある一方で、中国企業の競争力が強い品目だ。
インドネシアが猶予を求めた品目の大半は、この繊維や鉄鋼製品とみられる。

インドネシアだけでなく、マレーシアの一部産業界からもACFTAに対する反発の声が上がっている。
現地新聞報道によると、マレーシア華人商工会議所(ACCIM)会頭は、10年2月に開かれた
ナジブ首相主催のマレーシア経済会議で、ACFTAによって影響を被っているASEAN諸国への
中国の輸出を、前年比10%増までに制限することを政府に要望した。貿易の総量規制という
極端な意見までが飛び出した。
しかし、ナジブ首相は「民間企業は効率化し、FTAを活用すべきだ」と、この提案を一蹴したと
伝えられている(「マレーシア・ビジネス・タイムズ」紙)。

547:続き
10/03/24 02:31:49 8qlbwG4B
<1月の中国の対ASEAN輸出は52.7%増>
10年1月の中国の対ASEAN輸出は、前年同月比52.7%増の105億ドルと大きく伸びた。
前年同月が金融危機以降の世界経済の低迷で輸出が大幅減少したことによる反動増、
春節の休暇が09年は1月だったのが10年は2月で休日数の違いによる上昇効果があった
ことは背景として指摘できる。しかし、対世界輸出が21.0%増にとどまる中、対ASEAN
輸出は倍以上の伸びを示した。

国別では、ベトナム(2.07倍)、マレーシア(60.2%増)、タイ(56.7%増)、インドネシア
(45.8%増)、フィリピン(45.2%増)などASEAN主要国に対して軒並み伸びている。
一方、中国の対ASEAN輸入も大きく伸びている。中国の対世界輸入が前年同月比
85.6%増なのに対し、対ASEAN輸入は2.18倍の109億ドルだった。

中国・ASEAN間の貿易が対世界に比べて好調なのは、中国とASEANの経済が世界的
にみて堅調な成長を維持しているためといえそうだ。しかし、ASEAN諸国の一部では、
中国製品の流入拡大は警戒感を抱かせている。

今のところ、ASEAN各国では冷静な対応がとられており、具体的に保護主義的な措置が
採用される事態にはなっていない。しかし、インドネシアの産業界からは、中国製品の流入
への対抗策として、一部の輸入品について、インドネシア国家規格(SNI)の取得を求める
ことを政府に要求する声が上がっている。インドネシアでは、実際に09年からSNI適合を
求める品目を拡大する動きがある。SNI適合義務化が新たに導入された場合には、中国
製品にとどまらず、日本からの輸入品も同様に求められる可能性がある。急激な中国製品
流入が続く場合は、アンチダンピングやセーフガードなどの貿易救済措置が発動されることも懸念される。

548:続き
10/03/24 02:33:24 8qlbwG4B
<対中貿易赤字の拡大に直面するベトナム>
ベトナムでもACFTAに対する警戒感が今後生じる可能性を否定できない。
ACFTAでは、ベトナムはASEAN原加盟国よりも緩やかな関税削減スケジュールがとられ、
現状では無税化された品目はほとんどない。大半の品目が無税化されるのは15年から
となるが、11年1月、13年1月に一部の関税削減がなされる予定だ。

中国と国境を接するベトナムでは、FTAによる無税化がまだなのにもかかわらず、中国から
の輸入が大きく増加している。ベトナムの輸入総額に占める対中輸入の比率は05年の
16.0%(59億ドル)から08年には19.8%(160億ドル)まで上昇している。
一方、輸出は伸び悩んでおり、08年の対中貿易赤字は111億ドルに達し、ベトナムの貿易
赤字の6割を占めた。今後、関税削減の進展とともに中国製品流入への警戒感が高まる可能性がある。

<食料品や化学品ではASEANの輸出拡大に期待>
一方、ACFTAによってASEANから中国への輸出拡大を期待する声もある。その1つが食料品だ。
中国が食料品の輸入依存度を高める中、ASEAN諸国にはベトナムやタイをはじめとして食料品
に競争力を持つ国がある。インドネシアやマレーシアもパームオイルなど一部の食料品では競争力がある。

ACFTAでは、アーリーハーベスト品目として、一部食料品(HS01?08)を先行して無税化して
いたが、それによって、中国の食料品輸入に占める対ASEAN輸入の比率が大きく上昇した実績がある。

さらに、プラスチック・ゴムや化学工業品など化学品全般もASEANから中国への輸出が
拡大しそうだ。中国は化学品については全般的に輸入に依存している一方、インドネシア、
マレーシア、タイ、シンガポールなどは化学品に競争力がある。

ACFTAによる無税化を契機に、中国製品に対する警戒感がASEANで高まる中、そのきしみが
実際の保護主義的な措置に結び付かないか注視が必要だ。しかし、貿易障壁の撤廃がそれぞれ
競争力のある品目の貿易を促進することで、相互の貿易依存関係はますます高まっていきそうだ。

549:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/06 22:15:15 iAPv+HYv
シンガポールとコスタリカ、FTAを締結
URLリンク(www.nikkei.com)

【クアラルンプール=牛山隆一】
シンガポールとコスタリカは6日、自由貿易協定(FTA)に調印した。シンガポール側は
発効と同時にすべての品目、コスタリカ側は9割強の品目で関税を撤廃する。
FTAにはサービス貿易自由化、知的財産権保護、税関業務での協力、政府調達に
関する取り決めなど多彩な内容が盛り込まれた。シンガポールが2国間FTAを結んだ
中南米の国はペルー、パナマに次いでコスタリカが3カ国目。

550:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/22 10:57:39 EzL+RsmH
韓国が
中国とFTAを締結すれば、
韓国から中国の輸出品の関税がゼロになる一方、
日本から中国の輸出品は関税が残されたままになるので、
日本企業は競争力を確保するため、
国内生産を減らし、中国や東南アジアでの生産を増やさざるを得ない。
そうなれば、アジアへの輸出、とりわけ中国への輸出で経済が回復している日本にとっては大ブレーキになる。
にもかかわらず、ヤフーニュースのこの記事では
『日本とかかわらないから大歓迎』『パクリ同士勝手にやってろ』等の意見が目立つ。
こいつら、自分たちの生活水準が落ちることも嬉しいのかね?
日本の税収が落ちてもよいのかね?
中国韓国を単にけなして喜んでいるう奴はあほだ。
まさに木を見て森を見ずー。
一部の弱い産業を保護できるまで保護し、
世界で競争力のある産業まで弱体化させてしまう。
これで経済全体がプラスになるのか。もっと冷静に考えるべきだ。
危機感がなさすぎるね。


551:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/22 23:28:48 tkr4Y1n0
FTAは諸刃の刃で国家全体で企業をバックアップすらしてない日本がやると、ただの餌にされるだけ

552:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/23 00:06:13 hKI16gEO
日本人は他民族の美点、他文明の長所に鋭敏で、それを高く評価するが、
他民族の劣質の部分は無感応である。
これはわれわれの誇るべき性能ではあるが、しかし致命的な盲点ともなる。
この盲点をつかれると、日本人はころりと騙される。

553:Test
10/04/24 18:58:47 xa1zxm4g
Test

554:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/24 19:58:47 MJ+G3BhN
>>551
日本が問題になるのは農業でしょ
もっとバックアップすればいいの?
関税以外でやるとしたら補助金だが

555:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/25 20:26:49 utDmBB8r
既出かもしれませんが、
サハリン沿海州とFTAという案はないんですかね?

ロシアも何もしないでいるよりは、局地的ではあれ、経済発展することに前向きでは?

農業・・・サハリン沿海州に有利(寒冷地だからそうでもなし?)
漁業・・・サハリン沿海州に有利
工業・・・日本有利、サハリン沿海州消極的?
人材交流・・・中韓以上に問題あり?

このパターンだと夢のまた夢か?

556:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/29 16:07:56 w/SzccyG
日本とEUのEPA交渉延期 定期首脳協議
URLリンク(www.nikkei.com)


日本政府と欧州連合(EU)は28日、首相官邸で定期首脳協議を開いた。
日本側は貿易・投資促進のため、日EU間の経済連携協定(EPA)の締結
交渉に向けた「共同研究」を提起したが、EU側が日本の規制緩和の遅れ
などを理由に難色を示し、交渉入りは来年以降に先送りとなった。

首脳協議では日EUの当局者が政治、経済両面で包括的な関係強化に
ついて協議する「ハイレベル委員会」の設置で合意。鳩山由紀夫首相は
定期首脳協議終了後の記者会見で「まずは(同委員会で)半年後にどこまで
進展したかを互いに評価し、次のステップに進もうと決めた」と語った。

557:名無しさん@お腹いっぱい。
10/05/06 22:03:06 25Tgibqf
ギリシャ暴動、どうなる・・・

558:名無しさん@お腹いっぱい。
10/05/08 00:56:47 WXkrij2U
EU、南米4カ国とFTA交渉 6年ぶり再開へ
URLリンク(www.nikkei.com)

【ブリュッセル=瀬能繁】
欧州連合(EU)は、ブラジルやアルゼンチンなど南米4カ国が加盟する関税同盟、
南米南部共同市場(メルコスル)との自由貿易協定(FTA)締結交渉を再開する
方針を決めた。交渉は2004年以来6年ぶり。新興国として高成長を続けるブラジル
を自由貿易圏に取り込んで日米に対抗し、EU経済の底上げにつなげる狙いだ。

EUは新興国とのFTAを重視する方針を鮮明にしている。アジアではベトナムと交渉
入りすることを決定。一方、南米のうちペルー、コロンビアとはFTA交渉を妥結させて
いた。今回、メルコスルを通じて南米市場の足場を一気に広げる作戦で、日本のFTA
戦略にも微妙な影響を与えそうだ。

EUとメルコスルのFTA交渉は1995年に始まったものの、農業分野の市場開放を
めぐって意見が対立、交渉を中断してきた。だが、金融危機後のEUは域外貿易・
投資の強化を通じてEUの成長力を高めるのが不可欠と判断。バローゾ欧州委員長
は外需を取り込む「重要な機会」と位置づけている。

メルコスルはブラジル、アルゼンチンのほか、パラグアイ、ウルグアイの計4カ国の
関税同盟。EUはメルコスルにとっての最大の貿易相手で、日米に先行してメルコスル
とFTAを締結したい考えだ。EUとメルコスルの年間貿易額は約620億ユーロ。
欧州委員会の試算によると、FTA締結でEUのメルコスル向け輸出は年45億ユーロ
程度拡大できるという。

4カ国全体の国内総生産(GDP)は約1兆3000億ユーロと、EUのFTA交渉先である
韓国やインドを上回る。人口約2億7000万人のメルコスルと、人口約5億人のEUが
FTAを結べば、複数の地域をまたぐ世界最大の自由貿易圏が生まれる。

559:名無しさん@お腹いっぱい。
10/05/19 22:09:03 TZHlVPaS
だって国外にばらまくためだし・・


560:名無しさん@お腹いっぱい。
10/05/24 23:41:10 31YobEcs
>>554
日本の農業は関税措置以外は手薄いからね。

>>555
ロシア国内の一地域とのFTAはまず無いと思われ。
ロシアで可能そうなのはカリーニングラード州くらいかと。

日本としては香港や台湾の方が優先すべきだろうね。

561:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/06 09:34:26 Mmtdukf3
日・ペルー経済連携協定、11月にも合意の見通し
URLリンク(www.asahi.com)

直嶋正行経済産業相は5日、札幌市でペルーのペレス通商観光相と会談し、
両国が交渉してきた経済連携協定(EPA)締結について早期に合意できるよう
確認した。順調にいけば、11月に合意する見通し。

両国はこれまで事務レベルで交渉していた。それを閣僚レベルに引き上げ、
ペルーからの水産物や、日本からの自動車輸出など具体的な分野の話し合いを進める方針だ。

562:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/27 12:37:47 8nU45nfH
日本・モンゴル経済連携協定(EPA)官民共同研究
URLリンク(www.mofa.go.jp)

今般,日本・モンゴル両国政府は,経済連携協定(EPA)にかかる官民共同研究を
開始することで合意し,第1回会合を6月24日(木曜日)と25日(金曜日)の両日,
ウランバートルにおいて,日本・モンゴル双方の産官学界の関係者の出席のもと
開催することとなりました。

第1回会合では,日本・モンゴル両国間の経済関係及び,EPAで扱われうる事項等
について意見交換が行われる予定です。

(参考) 昨年12月のザンダンシャタル外交・貿易大臣の訪日に際して両国でEPA
官民共同研究の立ち上げを検討することで一致したのを受けて,本年1月,政府間
実務レベル協議をウランバートルで開催した。当該協議の結果に基づき,本年上半期
に官民共同研究を開始する方向でモンゴル側と外交ルートを通じて調整を行ってきた。

563:名無しさん@お腹いっぱい。
10/07/01 18:38:10 iNS/vw6c

日本の経済力が目立つ秘訣は耐用年数だ

URLリンク(akiba.geocities.jp)

耐用年数の長い製品を輸出し、短い製品を輸入することにあった。

564:名無しさん@お腹いっぱい。
10/07/27 02:18:50 cvwNF0O8
ラオス人民民主共和国のWTO加盟に係る日・ラオス二国間交渉の妥結
URLリンク(www.mofa.go.jp)


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