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メキシコ産カボチャ輸入急増 関税率ゼロで 神戸港
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メキシコ産カボチャの輸入が神戸港で急増している。神戸税関によると、昨年十
一月以降、月別輸入量では最大で前年の五倍が入荷。シェアトップのニュージーラ
ンド産を伸び率で上回る。昨年四月に日本メキシコ自由貿易協定(FTA)が発効
し関税率ゼロになったことが要因。
神戸港はカボチャの輸入量で全国トップ。昨年の実績は八万七千トン、約五十八
億円で、全国の約七割。今年一-九月は五万三千トンで、全国の72・8%を占め
シェアは過去最高となった。
輸入は、国産の端境期となる毎年十月下旬から本格化し、十二月にピークを迎え
る。主な輸入国はニュージーランドが七割、メキシコ、トンガがそれぞれ一割。
しかし、昨年十一月以降、月別の前年比伸び率をみると、メキシコ産が前年比4
0-50%増加。多いときには五倍近くに急増している。一方で、ニュージーラン
ド産は輸入がない月があったほか、同10-60%減とマイナス傾向が続いている。
神戸税関によると、FTAの発効で関税率が3%からゼロに引き下げられたこと
が主な要因。「メキシコは日本向けの生産に力を入れているので、今後ますます増
えるのではないか」としている。(村上早百合)