11/01/10 19:47:40 vCO+bvNU
>>727
小さい圧縮というと、とりようがいろいろあるけど、実行圧力のようなエンジンの形式によって差が出るものではなく
圧縮工程の事を言うのだと思うよ。
低出力制御時はどのエンジンでも吸気量を減らすから行程容積に比べれば充填率が低い。
ミラーサイクルでは、早閉じの空気バネ効果の領域と、遅閉では吸い込んだ空気を吸気ポートに戻す領域を
圧縮工程から省くという理論で圧縮工程に比べ大きい膨張としている。
>1)全開時:吸気弁は下死点で閉じ、100%吸気。燃焼室容積は100% 圧縮比=膨張比 オットー動作
>2)70%開時:吸気弁は70%で閉じ、70%吸気。燃焼室容積も70%に縮小。圧縮比=膨張比の70% ミラー動作
これを禁止しているのではなくて出力全開を基準としてエンジン設計をしないと壊れるでしょ?
ノッキングぎりぎりの高い圧縮比を設定しないと効率が悪いから、圧縮比可変でないエンジンは
燃焼室容積をオットーに合わせるかミラーに合わせるかで選択しないとならない。
あとアイドリングに必要な空気は最大出力時の5%にも満たないと思う。
それだけ吸気量の違いがあるから、ポンピングの圧力損失が発生するのでしょう。