11/01/09 23:22:05 cpgMfgiH
>>706 工学屋さん、割り込みごめん。
ミラーとかアトキンソンとかってみんな割といい加減に使ってるから、俺もアバウトになりがちなんだけど、
工学屋さんは可変遅閉じスロットルレスを可変ミラーと言ってるのではなかったんだね。また、俺が勘違い
してたみたいで。
一番まっとうなミラーは燃焼室容積を小さくして、高膨張比にしたエンジン。吸気バルタイを変化させることは、
圧縮比の適正化と考える人が多いけど、俺は最大吸気量の制限と解釈してるのは前に説明した通り。
で、ミラーを可変にするってことは、吸気バルタイを可変にするだけでなく、燃焼室容積をさらに小さく連続可変
しなければならない。そうすることで圧縮比(圧縮圧力)は常に適正になり、かつ最大の膨張比を得ることが出来る。
ところでさ、ここで疑問。ミラーと銘打つかぎり、最大時の燃焼室容積はオットーより小さいわけだよね。そして、
バルタイも遅らせて最大吸気量も制限している。そこが、おかしいんだよな。
最大時の燃焼室容積はオットーと同じにして、最大吸気量もオットーと同じように100%吸気したらええやん。
そしたら最大出力が稼げるし、部分負荷時の省燃費運転は同じように実現できている。
ついでにいえば、過給器をつけた場合は、最大の燃焼室容積をNAオットーより大きくすればよい。それでも、
部分負荷時はそれに見合った適正圧縮比になるわけ。
これは要するにミラーにする必要性はなく、普通の可変圧縮比エンジンということになる。