11/01/08 19:03:33 +hEvz/Wz
>>674 じぶん
可変圧縮比の効果が、吸気量が少ない状態での圧縮圧力・爆発圧力増大によるものか、
燃焼室が小さくなった分、膨張比が増えたせいなのか、どちらが本当の理由かについて
風呂に入りながら考えた。
1)燃焼室容積10cc、シリンダ容積100ccの通常エンジンに、大気圧で50cc分の理論混合比の
ガスを入れる。
2)燃焼室容積5cc、シリンダ容積100ccの高圧縮比エンジンに、大気圧50cc分のガスを入れる。
両者のガスの量は同じだから、発生熱量は同じ。また熱エネルギーを運動エネルギーに変換する
シリンダ行程も両者同じ。ということは、膨張比が増えて、その分熱を運動エネルギーに変換する
行程が増えたという説明は成り立たない。
違うのは、圧縮圧力・爆発圧力が高圧縮比エンジンのほうが高いということであり、これが効率を
高めている真の原因なのだ、と俺は思う。