10/12/31 21:35:18 oiPLGnX9
さて、>>530で述べた『ギアードニュートラル機構併用によるトルクスプリット制御』とある中の
トルクスプリット制御
とは何か?
遊星歯車の差動を固定すると駆動回路はCVTとなり、差動を解放すると駆動回路はIVTとなる。
つまり、遊星歯車は伝達の主役たるCVT本体に対するトルク環流の役目をする事になる。となると
…トルクスプリット制御とは単にCVT回路とIVT回路の共同による伝達効率追求?…という考えが
出る所だが、其の実はIVT回路の逆利用。伝達主役を遊星歯車に、トルク環流役をCVT本体にと交換。
構造的には変わって無いが、此の様に発想を転換して運転する事により、
CVT本体よりも伝達効率の良い遊星歯車を扱き使い(ww)つつ、
CVT本体でトルク環流(及び変速)を行う。 もっと分かり易い説明や詳しい説明、構造図例が欲しければ、流石に自分で調べれよ。