10/06/04 06:50:17 GgVoAJve
箱根の高低差は約800mだけど、i-MiEVは動力性能が今と同じで航続距離が130キロだった
試作車でも(量産車では160キロ)、高低差1800mの立山黒部アルペンルートを登頂している。
箱根越えというのは小田原→箱根→三島の32キロ。立山黒部アルペンルートは、ふもとから
山頂までを往復して56キロ。
URLリンク(www.mitsubishi-motors.tv)
i-MiEVはバッテリーの残量計があまり細かく表示されないから、走行可能距離の表示を見て
走ることが多いんだけど、これは常に現在の走行状態から計算するので勘違いしやすい。
例えば、下りで回生ブレーキを利かせながら走るとほぼ電力消費が0となる程度の勾配の
道を、上りと下りで各20キロ、合計40キロ走ったとすると、平地を40キロ走った時よりは若干
多い電力を消費する。つまり上りの電力消費は平地の2倍以上になる。
平地を走ってきて走行可能距離が60キロの状態からこのような上り坂に移ると、車としては
どれだけ上り坂が続くか分からないから、再計算して表示を30キロ未満に切り替える。
EVに慣れないドライバーは、少し走っただけでいきなり半分未満になるから、こんなに電力
を消費するのかと驚くことになる。